このカジュアルインテリア雑貨の店が予想以上のヒットとなり、次々にショップを増やして現在に至った・・・というほどビジネスは甘くはない。途中、ショップの拡大ペースに売り上げがついていかず、赤字に陥ったことがある。このとき、本社側はそれ以上赤字が膨らむことを恐れて、フランフラン事業に二の足を踏んだ。
だが、高島さんは、フランフランの赤字よりも、カジュアルインテリア雑貨というカテゴリーがもつ可能性により強く目をむけ、フランフランの経営権を買い取ることにしたのである。大きな借金をしてのことだったから、大バクチであったことほまちがいない。
だが、経営権を買い取ったあと、高島さんが100パーセント自分の手で経営をすすめるようになると、事業はほどなく軌道に乗り、赤字を解消したどころか急成長路線を描き出し、今では東証第一部上場の一流企業の仲間入りも果たしている。
借金をして、会社を買い取るとき、たしかな成算があったわけではない。だが、いまあるものをつぶそうという発想よりも、生かしていこうという発想を選びたかったのだと高島さんはいう。「足りないものを数えあげるのではなく、いまあるものを数えて、それで勝負する」
この高島さんの発想は個人にもあてはまる。いま、確実にあるものならば、1つでも2つでも、それは揺るがぬ自信になる。自信があれば、自分にはあれが足りない、これも足りないと怯えることもなくなっていく。怯えがなければ、少々のことにヘコんだり、グラついたりすることはなくなるものだ。
だが、高島さんは、フランフランの赤字よりも、カジュアルインテリア雑貨というカテゴリーがもつ可能性により強く目をむけ、フランフランの経営権を買い取ることにしたのである。大きな借金をしてのことだったから、大バクチであったことほまちがいない。
だが、経営権を買い取ったあと、高島さんが100パーセント自分の手で経営をすすめるようになると、事業はほどなく軌道に乗り、赤字を解消したどころか急成長路線を描き出し、今では東証第一部上場の一流企業の仲間入りも果たしている。
借金をして、会社を買い取るとき、たしかな成算があったわけではない。だが、いまあるものをつぶそうという発想よりも、生かしていこうという発想を選びたかったのだと高島さんはいう。「足りないものを数えあげるのではなく、いまあるものを数えて、それで勝負する」
この高島さんの発想は個人にもあてはまる。いま、確実にあるものならば、1つでも2つでも、それは揺るがぬ自信になる。自信があれば、自分にはあれが足りない、これも足りないと怯えることもなくなっていく。怯えがなければ、少々のことにヘコんだり、グラついたりすることはなくなるものだ。
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by mush_k
| 2014-05-09 23:07
| しなやかな心を保つ方法