ハードワークに追われている仕事人間これだけは知っておこう


by mush_k

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一週間の仕事の疲れをいやすために、休日はゴロ寝で過ごすというサラリーマンが多い。最近の世論調査をみても、休日の過ごし方としてはゴロ寝かトップを占めている。

ゴロ寝というのは、いちばん自由で楽なスタイルで、「きょうは何もしなくてもいい」という解放感とあいまって、これほどストレス解消にとっていいものはない。世の女房族から「粗大ゴミ」といわれようが、そんなことは気にせずにゴロゴロしてもらいたい。

とはいっても、ストレス解消にはいいけれど、ほどほどにしておかないと体のほうがなまってしまう。肉体的な緊張をとりすぎてしまうと、かえって疲れることかあるから、少しは体を動かしてもらいたい。

ゴルフクラブを軽く振ってみるとか、クルマの掃除、子どもとのキャッチボール、さらには盆栽いじりでもかまわない。子どももいない、クルマもないといった人は、思い切って30分くらい部屋の掃除でもしてみてはどうだろうか。

ゴロ寝でストレスを解消し、掃除などで軽く体を動かしておけば、心身ともにリフレッシュでき、翌日からの仕事にも意欲がわこうというものだ。
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by mush_k | 2012-07-21 17:20 | 仕事人間の健康法
日本の梅雨から夏にかけてのムシ暑さは世界でも有数で、なんとも不快なものである。暑いから、どうしても冷たい飲み物をたくさんとる。すると、食欲不振になり、体に必要な栄養が不足するし、寝苦しさからくる睡眠不足で夏バテにかかる人が多い。

そして、暑気当たりがいやだからといって一日じゅうクーラーの効いた部屋にいたり、ククーラーをつけっぱなしで寝てしまったりすると、逆に暑気当たりと同じ状態になることかある。頭痛がしたり、風邪をひいたように体が熱っぽくなり、それが、ひどくなると吐き気や下痢を引き起こす。

人間の体は水分をとると、汗をかいて新陳代謝をはかっている。それができないと老廃物が体内に残り、中毒症状を起こすのである。

また、日本人の皮膚はメラニン色素が多く、熱を吸収しやすくなっている。その熱を発散させるためにも新陳代謝か必要で、汗をかかないと熱が休の中にとどまってしまい、「うつ熱」という症状になってしまう。

したがって、暑くて水分を多くとるときは、どんどん汗をかかなければいけないのである。それには積極的に外に出てしっかり汗をかくことだ。たまにはアツアツのラーメンでも食べて、びっしょり汗をかくのもいいだろう。
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by mush_k | 2012-07-18 10:07 | 仕事人間の健康法
最近の健康ブームの影響か、誰しもが生半可な医学知識をもっている。しかし、その知識が災いして病気をつくりだしているのではないかと思われることかある。

病気になりたくないという気持ちは誰にでもある。だが、その気持ちが高して、自分の健康状態に過敏になるあまり、少しでも体の調子がおかしくなると、それを大げさに考えてしまう人もけっこういる。つまり「健康強迫症」にかかってしまうのである。

ちょっとした腹痛、かすかな胃の痛み、疲れたときの背中や腰の痛みなどというものは、多かれ少なかれ、たいていの人が経験しているものではないだろうか。この程度なら、少し食事に気をつけたり、早めに休むことですぐに治るものだ。

自分の健康を気づかうことは悪いことではないが、ものには程度というものかある。そうした心配性の人が、ちょっとした胃の痛みを訴えて私の病院にきたことかある。

検査をしてみると、たいしたことはないが、胃に小豆大ほどの潰瘍があることがわかった。しばらく薬を飲み続けていれば、すぐに治る程度の潰瘍であった。それでも治療に当たる医師としては、とりあえず酒、タバコ、コーヒーのことからストレスの話をして、一般的な注意をする。

しかし、心配性の人が相手だと、その注意がかえってよくないこともある。医師としては一般的な話をしたつもりでも、相手は素直に受けとらないことが多い。やたら悪いほうへ悪いほうへ解釈し、いわゆる家庭医学書のたぐいを読みあさったりするのだ。

この種の本には、たとえば、「こんな症状の場合は○○炎を疑ってみる」などと書いてある。すると、心配性の人は「胃に小さな潰瘍ということだが、もしかすると豚臓も悪いのではないだろうか」とか、「最近、何となく体がだるく疲れやすいから、肝臓も悪いんじやないか」などと考え込んでしまうのである。

そして、次の診察日まで待てずに病院にやってきて、「ほんとうに小さな潰瘍だけなんでしょうか」と念を押さないと納得しない人もいる。

人間の体というのは、心配しすぎると痛みに対する感受性が強くなり、実際に痛いのは胃だけなのに背中や腰まで痛くなることがある。こうなると、だんだん不安か広がってきて自分であちこちの臓器を病気にしてしまう。

つまり、必要以上の心配は相当のストレスとなるため、睡眠不足や食欲不振におちいったりして、本当の病気になってしまうこともある。

胃潰瘍という病気はその典型で、クヨクヨと考え込むことは悪い結果しかもたらさない。ともかく生半可な知識に頼らずに、医師を信頼し、「軽いうちにみつかってよかった。これからは、酒を少しひかえめにするか」くらいに楽観的に考えたほうが、体にとっていいことはいうまでもない。
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by mush_k | 2012-07-15 12:31 | 仕事人間の健康法
海外旅行のおみやげといえばウイスキー、ブランデーなどの洋酒かブランドもののバッグと相場か決まっていた。ところが、ここ二、三年、アメリカへいった人がビタミン剤をおみやげに買ってくるというケースが目立つようになってきている。

アメリカでは、ビタミン剤は薬として規制されていないため食品と同じに扱われ、街の食料品店やスーパーマーケットで手軽に求めることができる。大きなスーパーなどでは、ビタミン剤のオリジナルブランドをもっているところもあるほどだ。

そのせいか、アメリカでは成人の半数以上が毎日、しかも何種類ものビタミン剤をとっているといわれている。アメリカ人の感覚としては、ビタミン剤は肉や果物などの食べ物とまったく同じなのである。

その点、日本人はビタミン剤をまだ薬の一種だと思っている人もいるが、最近ではいろいろなビタミン剤か出まわってきたことから、意識の面ではアメリカ人に近づきつつあるようだ。

ビタミン剤を食べ物と同じような感覚でとるということは、ビタミンはいくらたくさんとっても、必要以外の分は尿として体外に排泄されてしまうという知識が、多くの人に浸透しているからであろう。

たしかにビタミンB群やCなど、ほとんどのビタミンは水溶性だから一度にどんなに多くとっても、使われない分は排泄される。しかし、ビタミンAやDの脂溶性ビタミンは、あまった分はどんどん体内にたくわえられてしまい、とりすぎると病気になることもある。健康のために飲んでいるのに病気になったのでは、たまったものではない。

ビタミンAは、とりすぎると肝臓や恥影を肥大させるし、また肌が黄色くなったり、むくみや関節痛の原因ともなる。ビタミンDのとりすぎは、血液中のカルシウムが過剰になり、胃腸などの不調を招き、異常な口の渇きや吐き気、下痢などの症状があらわれる。

また、成人病の元凶である動脈硬化を引き起こすこともある。さらに、どんなにとっても害はないといわれているビタミンCも、排泄される際、尿の中で尿酸といっしょになって尿酸カルシウムという尿道結石の原因になることもある。

ビタミンというのは、不足しないようにとるには食事だけで十分で、それも生野菜よりは大根を煮たものや、ゆでたホウレン草のほうか、ビタミンはたくさんとれる。

ただし、病気の予防や治療に利用するとなると、まとまった量をとらなければならないので、ビタミン剤をとるのはしかたがない。しかし、ふつうの人が体にいいからとむやみにとりすぎるのは避けたいものである。
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by mush_k | 2012-07-12 18:08 | 仕事人間の健康法
一日三食の適切な食事と8時間の睡眠、これは、繰り返しいわれる健康な生活の目安であるが、人間にはそれぞれ固有のリズムがあるから、かならずしも目安を厳守しなければいけないわけではない。むしろ、各自の固有のリズムを乱さないことのほうが大切である。

一年に四季があるように、一日にも24時間を色分けするリズムがある。大きくいえば昼と夜であり、人間の体を中心に考えれば、もっと微妙なさまざまなリズムがある。たとえば睡眠時間ひとつとっても、目覚めのタイミングいかんによっては、4時間ですっきりすることもあれば、9時間眠っても寝不足を感じることもある。

結局のところ、自分の体のリズムは自分がいちばんよく知っているし、そのリズムに従ったほうが体調もいい。それがたとえほかの人たちの平均値とちかっていたとしても、経験的に身についている自分固有のリズムを大切にすることが、健康的ともいえるのである。

とかく自分を殺してまでも「滅私奉公」することが望まれるサラリーマン社会だが、自分のリズムは大事にしたいものである。だからといって、遅刻などをしていいということではない。あくまでも社会人としての常識の範囲内でのことであることはいうまでもないだろう。
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by mush_k | 2012-07-10 07:50 | 仕事人間の健康法
風邪の特効薬は、いまだに開発されていないが、人がなぜ風邪をひくのかというメカニズムの研究はずいぶん進んでいる。その一つに、自律神経の失調かある。

自律神経とは、不随意筋の運動をコントロールし、腺の分泌を受けもっている神経である。この自律神経の働きが狂ってしまうと、風邪に対する抵抗力が弱くなるのだ。

よく生活か不規則になると風邪をひきやすいというが、これは生活のリズムが狂ったため。自律神経に失調をきたしたというわけなのである。そこで、仕事上、不規則な生活が避けられないのなら、まず自律神経を鍛えることを考えるといい。

それには、たとえば入浴のときに「温冷交代浴」という、湯船につかる入浴と冷たいシャワーとを交互に繰り返す方法が効果的である。これを二~三回やれば、自律神経が刺激され鍛えられるのだ。ただ、はしめから無理に冷たい水を浴びないで、徐々に慣らしていくことだ。

昔から、湯上がりに冷水を浴びると湯冷めしないといわれているが、医学的には最後に水浴びをする効果はそれはどない。むしろ湯上がりのあと、体を濡らしたままで一服したりせず、すぐにタオルで拭くことを心がけるほうが大事である。
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by mush_k | 2012-07-08 16:19 | 仕事人間の健康法
薬というのは、たいがい食後に飲むものと決まっている。水をくみにいくのが面倒くさいからと、お茶や牛乳などで飲んでしまう人もいるが、それでも薬の効きめがあるのだろうか。これは、患者さんからもよくきかれる質問の一つである。

よく薬は水かかかで飲むものだといわれているべなかにはヽお茶や牛乳で飲んでもかまわない薬もある。食後、水や白湯で薬を飲んだとしても、少し前に食べたものやその後に飲んだお茶などがはいっているのだから、かならずしも白湯で飲まなければならないということはない。

胃薬の中でも制酸剤などは、胃の中に長い時間はいっているものだから。その後にお茶が胃のなかにはいってきても効果が薄れるわけではない。そのため、はじめからお茶で飲んでもかまわないのである。また、消化酵素剤も牛乳で飲んでもお茶で飲んでも、その効力は落ちない薬である。

それと、痛みどめの薬、たとえば消炎酵素剤といわれるリウマチや関節痛、筋肉痛などの痛みをおさえる薬も、お茶や牛乳で飲んでもいい薬である。むしろ、痛みどめの薬には胃にはいったときに、胃酸の分泌をさかんにし、胃壁をただれさせる副作用かあるから、胃酸を中和させるために牛乳などを飲んだほうがいいこともある。

それ以外の薬については、水や白湯で飲むべきである。貧血のときに飲む鉄剤をお茶で飲むと、お茶に含まれているタンニン酸が鉄分と結合してタンニン酸鉄となるように、お茶や牛乳などといっしょに飲むと化学変化を起こしてしまう薬も多いので、よく注意したほうがいい。

薬が化学変化を起こしやすい飲み物は、酸味のあるレモンティーやジュースなどで、これらといっしょに飲むのは絶対に避けたほうがいい。

ともかく、医師からもらう薬にしても、市販の薬にしても水や白湯で飲むのが、いちばん無難で安全だということはたしかである。
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by mush_k | 2012-07-05 11:31 | 仕事人間の健康法
日本人はもともと農耕民族で、肉ではなく米や野菜を中心とした、いわゆる菜食主義であった。したがって、欧米人のように脂肪の多い食べ物をとる民族とちがい、それほど消化に胃液を必要としない体質になっている。しかし、あまり消化のいいものばかりを食べていると、胃液があまってしまうことにもなる。だから、日本人には胃酸過多を訴える人が多い。

そのため、日本で胃腸薬といった場合、大半は制酸剤なのである。最近の医学では、ひと口に胃腸疾患といっても、病気の症状やその人の胃の酸度に応して、いろいろなタイプの薬が考えられているが、その中でいちばん多いのが胃酸の分泌をおさえる制酸剤で、市販されている胃腸薬のほとんどがそうである。

それらの制酸剤の効能の一つに、酸の分泌を少しおさえ、さらに中和させて、いかにも出ていないように感じさせるということかある。つまり、胸焼けとか胃の痛みを薬によって人間の頭に感じさせないようにしてしまうのである。

胃腸薬を常用していない人は、胃の痛みを感じれば、その程度によっては医者にみてもらうだろう。ところか、常用者は薬によって胃の痛みなどを感じなくなっているので、よほどひどい痛みかないかぎり医師にかかることはない。そのため、胃潰瘍や胃ガンの発見が遅れてしまうことかよくあるのだ。

また、胃腸薬を常用すると慢性的に胃酸中和の状態をつくりだすことから、胃が過保護になってしまう。胃は、はいってきた食べ物に応して酸の分泌を多くしたり、少なくしたりするのだが、胃腸薬によって本来の働きをしなくてもよくなるので胃の機能は弱まるばかりである。

胃や十二指腸というのは、ひじょうに敏感な臓器でストレスに弱く、ちょっと不摂生すると調子が悪くなるものである。たとえていえば、胃腸というのは信号機みたいなもので、青が黄色になり、そして黄色が赤になる。そうかと思うと赤が青にかわったりする。

ところが、そんなにしょっちゅうかわられたら、忙しくてかなわないと信号機のスイッチを切ってしまったらどうなるだろうか。そうなると事故が起きないわけがない。

それと同じように、食欲がなく胃の具合も悪いというのは、きのう飲みすぎたせいだということを信号として送っているのである。信号機でいえば黄色になっているわけだ。それで、きょうは酒をやめようとなれば、黄色の信号が青にかわるのはおわかりいただけよう。

しかし、胃腸薬でも飲んでおけば大丈夫だといって薬を飲み、胃がスッキリしたから、また今晩も飲みにいこうというのでは、その瞥告がまったく無意味になってしまう。

胃腸薬にかぎらず、薬というのはほんとうに必要なときに必要な分だけとる、という原則を忘れないでいただきたい。
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by mush_k | 2012-07-03 00:27 | 仕事人間の健康法