ハードワークに追われている仕事人間これだけは知っておこう


by mush_k

人間は意外なくらい、気が散りやすい生き物

「もっと落ち着きなさい。落ち着いてやれば、こんなおっちょこちょいなミスはしなかったはずよ」子どものころ、母親によくこういわれた、という人は少なくないはずだ。私も、試験の答案を返してもらうと、自分でも「なんとばかばかしいミスをしたのだろう」と思うことかよくあった。

下線の部分の要約を書きなさいとあるのに、出題文の全体の要約を書いてしまったり、ひどいときには名前を書き忘れ、先生が筆跡から、「これはキミのでしょう」といって、返してくれたことさえあった。落ち着き度を試すようなひっかけ問題にはたわいもなく引っかかったものだ。

自分がいかにものごとに集中できないか、という事実にガク然とさせられたのは、あるとき、学校で、「食後3分以内に、3分間、歯を磨きなさい」といわれたときだった。私の数少ない自慢のひとつが虫歯ゼロであることだった。子どものころから、歯だけはよく磨いていたからだ。

毎食後(当時は少数派だったが、昼食後にもちゃんと歯を磨いていた)、時間をかけて歯を磨いていたという自信があっだので、「3分間の歯磨きぐらい、とっくに実行しているよ」とクカをくくった。だが、じつさいに計ってみると、私の歯磨き時間はどうにか1分程度だったのだ。

へえ、と呆れる前に、ご自分の歯磨き時間を計ってみることをおすすめする。人は、単調なことをつづけることができないものらしい。

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そんな性分もあって、私は、なんとか3分間ぐらい、できればもうすこし、長時間、ひとつのことに集中したいと思うようになった。座禅にも興味をもったのだが、お寺にいくほどの気持ちにはなれなかった。おっちょこちょいのうえ、億劫がりなのである。

ちょうどそのころ、「グレゴリオ聖歌」のCDがブームになった。夜、寝る前に、これを聞いていると、ちょっと単調でゆったりしたメロディーやリズムが自然に気持ちを集中させてくれることに気がついた。その後は興味を引かれるままに、「般若心経」のCDや、ダライ・ラマの「マントラ」などを手に入れ、それを流し、しばらく目を閉じ、瞑想もどきをしている。

漠然と目を閉じ、集中しようと思っても、かえって脳裏にいろいろ浮かんできてしまうが、音楽を流しているとそうした雑念を押さえることができる。聖歌あり、お経ありということからわかるように、信仰とは関係なし。結果的に、宗教に関わりのあるものはゆったりとしたリズムでおだやかな抑揚であることが多く、集中心を養うことに役立つようだ。
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by mush_k | 2013-08-21 23:58 | すぐ冷静になれる方法