ハードワークに追われている仕事人間これだけは知っておこう


by mush_k

スポーツで疲れたときの早期疲労回復術とは

日頃、運動不足を嘆いている人が、久しぶりにゴルフに出かけたとしよう。いつもなら1ラウンドで終わるところを、その日はたまたま利用者が少なかったため、もう1ラウンド余分にまわってしまった。今度またいつやれるかわからないから、という気持ちも理解できなくはないが、ラウンドの終わり頃には相当疲れを感じるはずだ。そして重い足を引きずってクラブハウスに引きあげてきた彼は、まず何をすべきだろうか。

風呂にはいって汗を流す、これはいい。が、そのあとのビールを一杯というのはいけない。疲労感がほとんどなく、心身ともにさわやかな気分でプレーを終わったあとならいいかもしれないが、ふだん以上に疲れたときは避けたほうが賢明だ。

運動をすると血液の循環がよくなるからアルコールはどんどん吸収される。反面、肝臓に流れる血液の量が少なくなるのでアルコールの代謝が遅くなる。そのため、いつもより酔いは早く、肝臓にも負担をかけるので、よけいに疲れてしまうことになる。

2ラウンドもまわって、さんざん水分とカロリーを消費しているのだから、とにかくその分をきちんとおぎなってやる必要がある。体内から水分が排泄されると、血液の濃度が濃くなり血糖値が低下するので、肝臓や騨臓の慟きもにぶってくる。また、疲労は胃腸にもきている。

こんなときは、体が吸収しやすい砂糖水やスポーツドリンクを飲むといい。スポーツドリンクの成分はナトリウム、カリウム、塩素、リン、ビタミンB群、C、ブドウ糖などで、ほかに清涼感を与え飲みやすくするためにクエン酸、リンゴ酸なども添加されている。

効用として、発汗にともなう水分や塩分の補給、血糖値(血液中のブドウ糖)の低下をおさえるための糖分の補給、体温調節などがあげられる。運動の程度や個人の体力差によって飲用の効果はちがってくるが、運動によって消費するビタミンCやビタミンB1を補給する意味では、コーラやジュースなどのソフトドリンクよりははるかに効果がある。

また、激しい発汗の後の水分補給の面でも、スポーツドリンクのほうが水やソフトドリンクに比べて吸収性がいい。ただし、スポーツドリンクはほかの飲料よりナトリウムを多く含むため、汗をかいていないときは飲まないようにしたい。日常的に飲み続けると高血圧を誘発することにもなるからだ。

そして、効果があるとしても、あくまで「一過性」のものだということを忘れてはならない。本格的に疲労をとるには、スポーツをした後の整理運動をしっかりやり、ぬるめの風呂にはいって体じゅうの筋肉をやわらかくもみほぐすようにマッサージをする。そして栄養価が高く消化のよいものを食べて、ぐっすり寝ることである。
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by mush_k | 2012-05-27 09:32 | 仕事人間の健康法